ハウスクリーニング京都のねこの手

エアコンの汚れでお悩みの方へ。プロのハウスクリーニング業者が教えるエアコンのお手入れ方法を紹介しています。手に負えなくなったら当店に洗濯機クリーニングをご依頼下さい。京都市、宇治市、城陽市、京田辺市、木津川市、八幡市、向日市、長岡京市他お伺いします。

ハウスクリーニングのプロが教えるエアコンのお手入れ方法

エアコン

エアコンクリーニングのご依頼サイクルを少しでも長くして、余計な出費を極力減らしていただくためにこのページを作りました。

当店では、環境にも身体にも安全な無公害型エコ洗剤によるクリーニングをしていますが、皆さんのお財布もエコになればと思い、ご家庭で出来るエアコンのお手入れのやり方をご紹介いたします。

エアコンはどうして汚れが溜まるのか?どうしてカビが生えるのか?

エアコンを数年使用するとカビやホコリなどで内部が汚れてきますね。世間一般でもやっと認識されるようなりましたね。

エアコンがお部屋の空気を吸い込む力は相当なもので、動力で見ると掃除機の約7倍の力があると言われております。
空気中には、ホコリ、ハウスダスト、カビの胞子等、身体に良くない物質が沢山浮遊しており、お部屋の空気と一緒にそれらを取り込んでしまいます。

細かいホコリやカビ、ハウスダスト等はフィルターを通過して内部に侵入し、熱交換器や送風口、送風ファンに付着します。

カビが発生するのは、冷房や除湿運転時に取り入れた空気を冷やした時に起こる結露で湿度が上がり、停止後にエアコン内に湿気が残った状態で、お部屋の温度も上るため、カビが急激に増殖します。

内部は梅雨時期のお風呂場と同じようなものです。湿気が多い状態のお風呂場って直ぐカビが生えてきますよね。同じようにエアコンも湿ったままだとカビが生えてしまうのです。

運転すると花粉症、もしくは風邪っぽい症状になったり、咳が出たりしませんか?それはエアコンから出る汚れた空気を吸い込んで出るアレルギー症状の夏型過敏性肺炎と言う肺炎の一種です。
喘息やアレルギー体質の方、小さなお子様や赤ちゃん、お年寄の方や免疫力が下がっている方は要注意です。

汚れ具合のチェックポイント

風の吹き出し口のルーバー(スイッチを入れると動く横長のフラップ)を手で開けて携帯のライト等で中を照らして覗いてみて下さい。送風ファン(丸い筒のようなもの)が見えますね。

送風ファンにホコリが沢山付いていたり、吹き出し口周りに黒い斑点状の汚れが付いていたら、ご自分での掃除は、もう手遅れだと思って下さい。迷わず業者にお願いしましょう。

風の吹き出し口

風の吹き出し口の画像です。真ん中に見える筒状のものが送風ファンです。ホコリやカビで結構汚れていますね。

綺麗な風の吹き出し口

汚れていない風の吹き出し口です。 奥に見える送風ファンにホコリやカビが見当たりません。

お手入れ方法の紹介

  1. フィルター

    基本ですが、エアコンフィルターはマメに掃除する!

    お部屋の環境にもよりますが、特にホコリの目立つお部屋などは頻繁に取り外して掃除して下さい。掃除機で吸うだけだと埃は取れてもカビの胞子や雑菌が残ります。方法としてはお風呂のシャワーや散水ホースで埃の付いてる面の裏側からシャワーの勢いで埃を落とし、その後に洗剤で洗って下さい。フィルターは二週間に一回位は、お掃除したほうが良いでしょう。ホコリが溜まっていると電気代も余計に掛かってしまいます。
  2. 窓を開けて換気する

    お部屋の空気を毎日入れ替える(換気をする)!

    お部屋の空気は換気をせずに半日閉め切っているだけで、外気の2倍以上の汚れになると言われています。閉めきって汚れた空気が充満する状態でエアコンを使用すると、それだけ内部が汚れやすくなってしまいます。 毎日、各お部屋の窓を10cm程開けて空気の入れ替えをしましょう。換気扇も回せばさらに効果的です。
  3. お部屋もマメにお掃除

    お部屋の掃除をマメする!

    いくらエアコンを掃除してもお部屋のホコリが多いと結局はエアコンが吸い込んでしまいます。当たり前ですがお部屋もマメに掃除しましょう(実はこれが一番大事です)。
  4. 内部乾燥機能を使う!

    冷房・除湿運転後は、送風運転を10分~20分程するか内部乾燥機能を使う!

    機種にもよりますが、送風か内部乾燥機能のある場合は毎回行いましょう。これだけでカビの生え方が全然違ってきます。冷房・除湿運転後に本体内部の湿気を取る為です。
  5. 空気清浄フィルター

    空気清浄フィルターは定期的に取り替える!

    フィルターの掃除はマメにしておられる方もおられますが、意外と空気清浄フィルターのお手入れは忘れがちです。このフィルターは洗えるものと洗えないものがあり、定期的に交換が必要な消耗品です。機種によりますが、早いものは3ヶ月~半年、長くても2~3年ごとの交換が必要です。取扱説明書に明記してありますのでご確認下さい。また空気清浄フィルターだけでなく最近の機種は色々なフィルターが備え付けてありますので、ご確認下さい。
  6. 冬場に加湿器を使われる場合は置く場所に注意する!

    冬は乾燥するからカビが出にくいと思って安心してはいけません。冬場は乾燥するのでよく加湿器を使われますね。加湿器を置く場所によっては加湿した空気をエアコンが先に吸い込んでしまうため、エアコン内がカビだらけになります。加湿器を併用する場合は注意しましょう。
  7. 市販のエアコン洗浄スプレーは使用しない!

    ホームセンターなどに良く売っている市販の洗浄スプレー。シーズンになると大変よく売れていますね。使った方なら恐らくお分かりだと思いますが、確かにスプレーした箇所はキレイになったように見えますが、熱交換器の見えている表側だけををキレイにしても裏側や送風ファン、吹き出し口の汚れはどうやって落とすのでしょう?しかもスプレーの液量では汚れを外の排水パイプまで流しきることが出来ません。洗浄スプレーを使った後に余計に臭いがしてくるのは、流れきらなかった汚れがドレンパン内で固まるため、余計に臭います。一部分だけキレイにしても意味がないのです。エアコン洗浄スプレーだけでキレイになるのなら今現在クリーニング業者は存在しませんよね。
  8. お掃除機能付きエアコン

    お掃除機能付きモデルもカビには要注意です!

    機能が進化し、自動でホコリを掃除してくれる機能が付いた機種も登場しましたね。でもご注意いただきたいのは、そんな高性能モデルでもカビやハウスダスト、タバコのヤニやお料理時の油汚れ等は防げません。お掃除機能付きモデルもお手入れ不要では御座いませんのでご注意くださいね。
ご注意!

実際にお手入れに取り掛かるまえに必ず取扱い説明書をご覧になって下さい。最近は色々な機能が付いたものが出回っており、機種によりお手入れの仕方や消耗部品の交換サイクル等も違います。必ず取扱説明書で確認し、ご自身の責任のもとで行って下さい。